一本松に想う
2011年 3月 11日 14:46 あの災厄から…。
昨日、震災から12年が過ぎようをしている、陸前高田市の奇跡の一本松にはじめて、手を合わせて来ました。
あの日以来、当社を含み、多くの建設業者が青森県・岩手県・宮城県・福島県の沿岸地域で多くの災害復興工事に従事させて頂きました。振り返ってみれば、あっという間の12年間だったと思います。
はじめて、穏やかな気持ちで拝見する「奇跡の一本松」は、これまでを振り返るには十分過ぎるものでした。新設された高台の階段を昇り、眼前に広がる広田湾は、真っ青で優しくさざ波を立て、早春を感じさせる爽やかな潮風を吹かしていました。
海に向かって手を合わせて想う。
家族(親のこと、子供の成長・・・)、仕事の事、仲間や友人の事。
自分自身の将来の事。
決して忘れてはならない。あの日の想い。